こんにちは、miniです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
先日はカナダでも楽しめる桜について紹介しましたが、同じ時期にピンクの花をつけるマグノリアという木があります。こちらもとてもきれいで、写真を撮りました。ここはELDON HOUSEというところです。桜と同じ時期くらいに花をつけ、色も薄ピンク~ピンクでとてもきれいです。花自体の大きさはとても大きいので、近づくと桜とはだいぶ違いますが遠目で見ると桜にそっくりです。庭先にこのマグノリアを植えているお家、よく見かけます。


さて、先日読者様からこのような質問をいただきました。
ご質問ありがとうございます。親御さんの仕事や学業など忙しくなると、お子さんとスマホで連絡がとれた方が安心ですよね。カナダでの、子ども用スマホプランや学校でのルールなどもまとめてみましたのでぜひチェックしてみてくださいね。
カナダ、子どもにスマホを持たせる前に知っておきたいこと4選
カナダでは日本のように通信会社が提供する「子ども向け制限アプリ」は少なく、基本的には保護者が自分で設定を行います。GoogleファミリーリンクやAppleのスクリーンタイムなどを活用することで、ある程度の安全管理は可能です。子どもにスマホを持たせる前に知っておいてよかったことをまとめます。
カナダには「あんしんフィルター」のような通信会社による無料サービスがない
日本では主要な通信会社があんしんフィルターを無料で提供していますよね。ですので、日本でこういったプランを契約する場合、子供向けに使用制限をかけるのが簡単です。
ですがカナダでは、携帯キャリアがこうしたサービスを提供することは少なく、多くは保護者が自分で使用制限を設定する必要があります。
代わりになる、ペアレンタルコントロール機能を使おう
カナダで主流なのは、スマホに応じたペアレンタルコントロール機能を使うことだそうです。
Androidなら「Google ファミリーリンク」、iPhoneなら「スクリーンタイム」を使って使用制限を設定することが可能です。この機能でできることは、アプリの使用制限、インストール制限、利用時間の管理など。
カナダのスマホプランには年齢制限がないことが多い
カナダのスマホプランは、小学生用、中学生用、など年齢別プランのようなものはありません。通話やデータの制限は、「プラン」よりもスマホ側の設定でコントロールするのが一般的です。
スマホルールを決めよう
スマホルールは家庭ごとに設けるのが一般的だそうです。〇時以降は使わない、アプリインストールは親に許可を取る、など。
また学校にもスマホルールがあります。子どもの学校では、授業中はもちろん、休み時間中も使用しないルールとなっています。ルールを守れていないと、スマホはオフィスに預かられてしまいます。
カナダ主要通信会社による子供用プラン

子供向けプランは通信費を手頃におさえ、必要なサービスがあるので便利ですね
Rogers(ロジャース)
Rogersは18歳以下の子どもを対象としたプランを提供しています。
- talk and text :20$/月
- talk, text and data :25$/月

18歳以下の子ども向け。パスポート、出生証明、または運転免許証の提出必須(年齢確認のため)店頭でのみ申し込み。新規契約のみ対象。
https://www.rogers.com/mobility/family-phones?icid=R_WIR_5AO_QWH07B
Bell(ベル)
Bell も子供向けプランを提供しています。
talk & text 35 : 25$/月

ペアレンタルコントロール機能
繰り返しになりますが、カナダの通信会社には日本の「あんしんフィルター」のような標準無料提供されている強力な使用制限アプリがありません。代わりになるのが保護者が子供のスマホを制限する機能。

親が自分で設定しないといけないので少し面倒です。。。ですが子どもの安全なデジタル環境のため設定しておきましょう
Google ファミリーリンク(Android)
無料の保護者用アプリ。子ども用アカウントを管理し、アプリのインストール制限、利用時間制限、ウェブフィルタリング、デバイスロックや探す、などが可能。
公式サイトはこちら
Apple スクリーンタイム(iPhone)
iOSに標準装備されている機能。アプリ別の利用時間制限、Safariのウェブ制限、AppStoreの利用制限、位置情報などが可能。
こちらで設定の仕方が説明されています。
その他ペアレンタルコントロール機能アプリを使用する

他にも親が子供のデバイスを管理できるアプリはいくつかあります
AndroidやiPhone以外でも使用制限アプリがあります。
・Kaspersky Safe Kids Android、iPhone以外でもMacやWindowsでも使用可能な制限アプリ。
・MM Guardian 使用時間、場所、アプリやウェブ制限ができる。
など、ペアレンタルコントロールアプリの使用も選択肢のひとつです。
カナダの子供専用スマホサービス
Pinwheelという会社は子供向けの安全なスマホを提供しています。スマホ本体を買う必要があるのですが、特徴はこんな感じ。本体は149$~859$までです。また使用料は月30$ほど。


学校、家庭でのスマホルールについて

スマホルールはどんな感じ?
我が家は子どもたちがまだ小さく、スマホは使用していません。ですが小学校高学年の子どもたち、とくにgrade7や8の子どもたちは下校後よくスマホを見ながら歩いているのを見かけます。
家庭でのルールは各家庭ごとでルールがあることと思いますが、今回は学校でのルールを紹介します。
ちなみに、一度注意→やめたらOK
二度目の注意→終業時間までスマホはオフィスにお預けとなります。
※これは子どもの学校でのルールなので先生や学校が変われば必ずしもこの通りではないと思いますが、一例として参考にしてもらえたらうれしいです。
まとめ
カナダでは子供のスマホ使用を安全に管理するための選択はいくつかあります。
通信会社の子ども用プラン、アプリや標準装備されている機能をつかう、など。
適度なルールを設けて安全なスマホ環境を整えてあげましょう。
他に質問やこんなこと聞きたい、ということがあればぜひページ一番下までスクロールしていただきコメント欄から、またはお問い合わせなどからお寄せください。お待ちしています。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。では皆様良い一日をお過ごしください♪
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