こんにちは、miniです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
カナダ、ロンドンオンタリオは11月後半に雪が初めて降り、その2日後、いきなり大雪となりました。昼も晩も雪が降っては止み、降っては止み、と断続的に降り続き、朝起きるとすごいことになっていました。
今回は大雪の日のロンドンオンタリオの様子をお伝えします。
雪の日の服装
私たちは船便でスノーウェアを持ってきました。子どもたちは、スノーブーツ、スノーグローブ、スノージャケット、スノーパンツ。私は膝まであるダウンコート。
スノーブーツは持っていなかったので慌てて買いました。古着店で20$くらい。新品だと100~150$だそう。
子どもにはニット素材の手袋ではなく、スノーグローブ一択です。雪で遊んだら手袋に雪がついて離れませんし、その後温かいところで雪が溶けてビショビショ。雪の上に転がったり、スノーボールを作ったり、ととにかく雪と触れ合いたい子どもにはニット手袋は向きません。(こんな基本的なことも知らずに雪国に来てしまいました)
雪の日の車道
車通りの多い大きな道は、大まかにですが雪かきされています。ですが、わずかに残った雪と、汚れとが混じってグレーのシャリシャリの泥のようになっています。(大雪直後は大きな道の雪かきも写真ほど十分ではありません)
なお、車道の脇に自転車専用レーンがあり、雪かきがされていれば走れそうにも見えますが、滑りそうだし道路状況は悪いし、ということで冬場の自転車は得策ではありません。
雪の日の歩道
歩道は大雪が降った初日の朝早くが最も大変です。雪かきがまだされていないので、雪をかき分けて進まなければ道がありません。大人のひざ下、子どものひざ上までくる、ふかふかの雪の中をズボズボ沈みながら進まないといけなかったので体力を大変消耗しました。2日目、雪がさらに降り積もったのですが、雪かきがされていたのでとても歩きやすかったです。
こちら1日目の様子。誰かが歩いたあとをなんとか歩きましたが、その誰かがいなければ完全に道なし。特に子供にとっては膝上まである雪をかき分けて進むのは大変つらいです。一歩が普段の一歩とはまるで違い、体力を消耗します。時間は普段より2倍ほど多くかかります。この高さで雪が積もっているとスノーブーツとズボンの隙間から雪が入り、靴下がびしょ濡れです。学校に着くまでに下の子を何度か抱っこで運びました。
こちら2日目の様子。歩道がくっきり見えています。2日目の方がはるかに歩きやすかったです。歩く時間も普段通り。
歩道の雪かきはこんな感じです。
雪の日の学校
学校は開いていましたが、来ている子供が少なかったそうです。上の子のクラスは23人中来ていたのは9人だけ。スクールバスがキャンセルになったのだそうです。それでこれなかった子が10人弱。他の来ていない子は家にいてテレビ見てるんじゃない?と言っていました。
これだけ休みの子が多い日には授業をしないそうです。授業の時間がフリータイムになったり、映画になったり。映画もフルで見て、先生がマシュマロ入りのココアをつくってくれるそう。学校での出来事と思えず、とても楽しそうです。またこんな大雪でもリセスは外に出て遊びます。お迎えに行くと巨大な雪だるまがいました。
(ちなみにですが、こちらの雪だるまは顔パーツが1つに体パーツが2つなのだそう。日本の雪だるま⛄は体のパーツが1つのイメージですよね)
手袋や帽子など冬小物を乾かしておくところも教室にあるそうです。
雪の日の交通
公共バスは動いていました。ですがバス停があるところはだいたい雪かきされた雪が集まっていて、こんな感じ。バスが来たらこの雪山を越えてバスに乗りこみます。バスの中もどろどろになります。
車を動かすにも雪かきからスタート。見えるようにフロント部分だけ雪をどけて、あとは雪を積んだまま、という車もあれば丁寧に雪を落として走っている車もあり、様々です。
また、滑りやすいので運転はとっても慎重。ゆっくりと進みます。車間距離もしっかり空けて、そして止まるときもゆっくり慎重。(慣れている人は通常のスピードで運転しますが、道路の黒い泥がびしゃびしゃ飛んでくるので要注意)
雪の日の一軒家
多くの人が朝から雪かき。氷点下8度でしたが、雪かきは重労働のようで、薄着で汗をかいて作業されている方も。
このお家は売りに出されているお宅ですが、雪かきしないと家から出られないほど雪に埋もれていました。夏は芝刈り(しないといけない決まりだそうです)、秋は大量に出る落ち葉集め、冬は雪かき、と一軒家はメンテナンスがとっても大変だなと思いました。
いかがでしたでしょうか。ロンドンオンタリオ、ここ近年は雪があまり降らずマイルド、と聞いていたのですが、、、このいきなりの大雪スタートには現地の方もびっくりのようです。ロンドン市の冬、少しでも参考になれば幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました。では皆様、良い一日をお過ごしください。
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