こんにちは、miniです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
5月後半となり、日の長さが本当に長いです。日の出は5時50分ごろ、日の入りはすでに9時前と寝る時間になってもまだ明るいです。「こんな明るいのに寝るの?」と子どもに聞かれ、本当にそうだよねと思います。笑 6月はさらに日の入りが遅くなりそうです。
5月のカラッと晴れている日は20℃近くなりますが、4月に引き続き雨が多い印象です。例年の5月の最高気温は20℃、最低気温は9℃だそうです。

さて今回はカナダの誕生会②についてご紹介します。前回の誕生日会の投稿はこちらからチェックしてみてください

カナダの誕生会って、どんな感じ?
今回新たに分かったことも載せています!早速見ていきましょう!
カナダと日本の誕生日会の違い

カナダの誕生会って、日本とはだいぶ違うの?
規模とスタイルの違い
カナダでは、誕生日会は「友だちを招いてのパーティー」が一般的な印象です。公園やプレイルームを貸し切ったり、自宅でも盛大に飾り付けをしてイベント化します。
日本では、家族中心でお祝いすることが多いですよね。
招待スタイルの違い
カナダでは、子どもが学校に招待状を持っていくとキンダーの場合、先生がこっそり預かってくれて、他の子の目に触れないよう、こっそりと招待された子の連絡袋にいれてくれます。
小学校の場合、ホストの子どもが担任の先生に招待状を配りたい、とこっそり伝えます。そして先生が招待された子をこっそり先生の机に呼び、「これは招待状です、誰にも言わないで自分のカバンにしまってね」、と言うそうです。
※子供の学校の場合です。先生や学校によって対応が違う可能性があります
日本では、誕生会の招待は親から親へスマホで連絡するなど、先生がこっそり招待状の配布を手伝ってくれることはないですよね。
プレゼント文化の違い
カナダでは、誕生日会に参加する子どもはプレゼントを持参するのが基本。金額相場は約20〜30ドル。また、遊び場などを借りて開催されるパーティだと約30~40ドルが相場のよう。お友達との関係性や普段お世話になっている、などの状況に応じて上乗せする場合もあります。
お返し文化
カナダでは、参加した子どもたちに「お礼のお菓子袋(goody bag)」を渡すのが定番。
日本では、お返し文化はあまり一般的ではなく、必要ないことが多いです。
パーティーの時間や流れ
- カナダの誕生日会は、2~3時間ほどでアクティビティ、ケーキ、プレゼント開封までがセット。
- 日本では、アクティビティがないこともあり、あまり決まった過ごし方や流れというのもないかと思います。
(ゲストとして)カナダの誕生会にはじめて参加!どうする?
先日、子どものお友達が誘ってくれて、はじめてカナダのお誕生日会に参加してきました。親御さんにメッセージを送ってみるとあなたたち夫婦も来ていいよ、とのことだったので家族4人で参加してきました!(いつもパワフルで、とっても優しい方です)

ゲストとして呼ばれたら、何を持っていけばいいの?
招待状のもらい方、返事の仕方
今回招いてくださった方は、直接会ったときに、この日だからよかったら来てね、と呼んでくれました。
通常は、招待状のRSVPという欄にホストの電話番号が書いてあるので、その番号にメッセージを送って参加、不参加を伝えるのが一般的です。参加、不参加、いずれの場合も返事は早めにおくるほうがいいだろうな、とおもいます。必ずではありませんが返事はいつまでに、と書いてある場合もあります。
誕生会のプレゼント、何を持っていったらいい?
上記に紹介した通り、相場の20~30$で私はオモチャを選びました。他の子からは、ぬいぐるみや、お洋服、カードゲームなどがプレゼントされていました。
かぶらなくてよかった、と一安心しました。万が一に備えて、ギフトレシートというものをもらっておくと安心です。レシートには金額が表示されず、それがあれば商品の交換ができる仕組みです。プレゼントが被った場合や、服や靴のサイズが合わない場合にも便利ですね。会計時に店員さんに聞いてみてください。
ちなみに、Walmartで買ったのですが、ラッピングはしてくれませんでしたので、自分でそれなりの感じに包みました。
誕生会当日の流れ
ご自宅についてみると、他のご家族もみんな家族全員で参加していました。その数なんと30人越え。出身の国もシリア、トルコ、フィリピン、カナダ、レバノンなど、とっても多民族でにぎやかで楽しい会でした。
- 6PM全員揃うまで遊ぶ
- 6:30PM全員揃って写真タイム、ケーキ入刀
- 7~8PM食事タイム
- 8:30PMプレゼント開封タイム
ゲストとして参加、驚いたこと、嬉しかったこと
一番驚いたことは、DJがいたことでしょうか。なんと結婚式場で音響を担当するプロのDJがものすごい音響機械とスピーカーを持ってきていました!(ちなみに音が少し大きすぎて子どもたち驚いていました笑)
嬉しかったことは、家族での参加を快く受け入れてくれたことです。誕生会を自宅で開いた経験からも、何人もゲストを迎えることは絶対大変だろうな、と思うのですがそれでも快くいいよ、と言ってくれました。他の参加者もみんな家族で参加していて、親同士の国際交流もでき、子どもが子どもの輪の中でどうふるまっているのか、観察できてそれもまた面白かったです。
(主催者として)我が家で開催!準備から当日まで
誕生会、会場の選び方(自宅?外?)
屋内遊び場ではだいたい、誕生日会プランがありますのでよかったら見てみてください。例えば、Off the Wallという屋内遊び場では、パーティ料金はこんな感じ。紹介記事も載せておきます

Flying Squirrel というトランポリン施設だとこんな感じ。300~400$です。紹介記事も載せておきます。

ロンドン市で比較的値段が抑えられる候補地としてはボウリング場のFleet Wayというところがあります。ここもぜひチェックしてみてください
我が家の場合ですが、外の会場を借りると上記のように結構高くなってしまいます。なので、自宅開催にしました。
誕生会の招待状を配る
前回の反省を生かし、2週間前くらいに学校に持っていき配りました。このとき失敗したな、思ったのは、いつまでに返事をください、と書かなかったことです。招待したのは、同じクラスの7人。兄弟も来てくれて大丈夫、と伝えました。3人は当日まで返事がなく、参加か不参加か分からずじまいでした。笑 結局、参加してくれたのはクラスの6人と、お姉ちゃんとお兄ちゃんを合わせて8人でした。
時間は金曜日の5PM~8PMとしました。
飾り付け、食べ物、ケーキ
飾り付けはダララマで揃えました。

食べ物は子どもの大好物、スシ。来てくれるお友達にも、「スシあるよ」、と子どもが言いまくっていました。何のスシが人気か聞いたら、かっぱ巻き、とのことだったのでかっぱ巻きを多めに。笑 子どもの言った通り、かっぱ巻きが一番減っていました。あとは、冷凍ピザも4枚ほど焼きました。チーズピザがやはり人気でした。



ケーキとデザートはパパの手作り。イースターが近かったので、マシュマロを使ったウサギのカップケーキを作ってくれました。ケーキは3段ショートケーキ。


アクティビティ
アクティビティも一応用意しておきました。ビーズと、画用紙とシールとペン。ですけど、ほぼやってませんでした。理由としては、少し内容がおとなしすぎたのかな、と思います。そのあたりは後に詳しく書きます。

お返し袋(グッディバッグ)
今回、グッディバッグにはダララマで揃えたお菓子を入れました。が、こちらも問題あり。後で詳しく書きます。
誕生会当日の流れ(冷や汗まみれの当日アクシデント体験談)
当日の流れは以下の通り。
- 5PM開始
- 5:30PM食事タイム
- 6PMプレゼントタイム
- 6:30PMケーキタイム
- ~8PMフリータイム
大体みんな5PM過ぎには集まってくれて、7PMに帰る子がいたので7PMまでに終わるよう考えました。ここから思わぬ問題がつぎつぎ発生。
問題①子供が部屋の中に入らない、脱走する
こんなことある?という感じなんですが、そもそも、部屋に入ってくれないんです。エレベーターが好きすぎるからです。エレベーターの中で飛び跳ねて、下の子は怖くて泣いてしまいます。「部屋に入る前に、エレベーターにもう一回乗りたい!もう一回!もう一回!」という子と、「やめろ、もう部屋に入れ」、と止めてくれる子とでアパートの中で鬼ごっこが始まる始末。
なんとか部屋に入ってくれてもなんども脱走を試みる子と、なんども追いかける子と、普段かなり静かなアパートの廊下で大声。ちらちら見えるご近所さん達のどうした、何の騒ぎやという顔。「すみません、本当すみません」と謝り大汗かきながらなんとか部屋に入ってもらいました。もう外に出られないよう鍵をかけ、靴は見えないよう隠し、テーブルを置いて玄関ドアを封印。アクティビティタイムはどこへやら、なんとか食事タイムスタートです。
問題②つまらなくてなんども脱走
やっぱりエレベーターが好きなのと、そもそも外に出たい気持ちが強い子がいて、なんども外へ。「エレベーターは大人と一緒に乗ってね」、と約束して一緒にエレベーターで各階を探検。その後、外に行きたいとのことで、外の駐車場へ。自転車を貸して、アパートのまわりを5~6周ほど楽しんだあと、無事部屋に帰ってくれました。
問題③グッディバッグ勝手に配る子たち
グッディバッグは通常、帰り際に我が子からみんなに渡すはずだったのですが、7時に帰る子たちが持っているのを見て、皆、自分のはどこや、となり勝手に配り始めてしまいました。ゲストの数しか用意していなかったのに、親切心からか我が家の下の子にも配ってくれて、数が足りなくなる事態。なんとか家にあった未開封のお菓子を渡しましたが、冷や汗でした。
子どもの感想
子どもに感想を聞いてみると、「やってよかった、めっちゃ楽しかった」とのことで、安心しました。フリータイムは一番いきいきとしていました。せまいアパートでみんなで鬼ごっこしており、そこら中で子どもが走ったり、つかまったり、隠れたりしていました笑
大人の感想
前回の誕生会はゲスト(キンダーの子達)全員に保護者が付いていたので、比較的穏やかに過ごしました。
今回の誕生会は、キンダーではなく小学生だったので親の付き添いなし、かなりフリーダムな(カオスな)通常の学校生活のように賑やかな会となりました。
親御さんとの交流は前回より減り、子供の送り迎え時のみ、となりましたがその代わり、子どもが友達とどう関わっているのか、クラスの友達の雰囲気なども知ることができました。
いかがでしたでしょうか。誕生会の雰囲気が少しでも伝われば幸いです。
他にもカナダの学校イベントなど紹介しています。
バレンタインはこちら
学校開放イベント、オープンハウスはこちら
最後まで読んでいただきありがとうございました。では皆様良い一日をお過ごしください♪