こんにちは、カナダ2年目に突入した9歳と5歳の母、miniです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。12月もう後半となり日が最も短い時期ですね。ロンドン市の本日の日の出は7:53AM、日の入りは4:53PMで日の長さが9時間ととても短いです。この時期、太陽が出てないせいで気分が落ちる人も多いので、ビタミンDサプリを意識して取る人も多いそうです。
さて、そんな12月なんですが、私先日歯医者に行きまして抜歯を経験してきました。どうもこんにちは、miniあらため、歯抜けBBAでございます。で、この体験がなかなか目からうろこの興味深いものでした。カナダ政府が補助する歯科プログラム「CDCP(Canadian Dental Care Plan)」を利用したのですが、もっとも大事かつ衝撃なのが「100%補助されるステータスになっていても、自己負担はゼロではない」ということ!!!下記で詳しく解説しているのでぜひ最後までみていってくださいね!
CDCPとは?カナダの歯科医療補助プログラム
CDCPの基本情報
CDCPとはCanadian Dental Care Planのことで、歯科医療費を補助してくれるプログラムです。政府の公式サイトはこちら
- Canadian Dental Care Planの略
- 2024年に開始された連邦政府の歯科保険プログラム
- 年収制限あり(年収$90,000以下の世帯が対象)
- ほかに民間の歯科保険などない人が利用可能
対象者
カナダ政府はCDCPを利用できる人をどんどん拡大して、現在は年収制限を満たすすべての年齢層に広がりました。こちらを参照
- 1段階目(2023/12)65歳以上のシニア層
- 2段階目(2024/6)障害手帳保持者と18歳以下の子ども
- 3段階目(2025/5)18~64歳の年収$90,000以下の対象者すべて

私は2025年5月末にようやく申請が開始され、2025年7月にCDCPカードが自宅に届きました。自分がカナダ在住中に対象者が拡大されて、とってもラッキー!!
カバーされる治療
政府が発表しているカバーされる治療がこちら。もっと詳しく知りたい人は公式サイトのこちらから見られます。
- 予防的ケア(クリーニング、検診、レントゲン、フッソ塗布)
- 抜歯、詰め物、根管治療など基本的な治療
- 一部の補綴治療
自己負担額について
ここが注意。一応政府の発表としてはこの表のように世帯収入に応じた自己負担額の割合が決まっています。
| 世帯収入 | CDCPカバー額 | 自己負担額 |
| $70,000以下 | 100% | 0% |
| $70,000~$79,999 | 60% | 40% |
| $80,000~$89,999 | 40% | 60% |

この分類でいくと私はCDCPカバー率100%、自己負担0%のはずでした。。。ですが、、
申請から承認までの流れ
申請方法と申請の流れ
申請方法・申請の流れ
- 申請はオンラインか電話で。
- 必要書類はSINナンバー、CRAが発行する収入証明、またはカナダでタックスリターンをしていることが必要
- 申請後CDCPカードが自宅に郵送で届く

カナダでタックスリターンを済ませていないと申請できないのです。。。日本で必ず歯科治療を隅々まで済ませてくるのがやはりおすすめです!!!
我が家の場合
- 申請日:5月末
- CDCPカード受取日:7月末
- 所要時間:約2か月、ただこの期間はカナダポストのストライキ中だったため時間がいつもよりかかった可能性があります

私が実際にCDCPを申請した時の記事もあります。よかったら参考に見てみてください。
CDCP対応の歯科医院を探す
さて、いよいよ受診です。まずは対応の歯科医院を探します。探し方、予約の取り方、受診までにやることがあります。この項で紹介します。

ところで、7月にCDCPが受理されて晴れてプログラムを使えるようになったのに12月に歯科受診するまで5か月間放置。このあたり、適当な私の性格が出てますね。12月になって急に、「年内に治療すませたい!!」などと思い立ち、衝動的な行動に出ました。
探し方
- CDCP公式サイトで検索
- かかりつけ医がすでにいるならそこに問い合わせ、という手も

Sun Lifeという保険会社がCDCPに主にかかわって?います。ここのサイトで歯科医療を提供している歯科医院を探すことができます!こちらで探してみてください
予約の取り方(私の場合)
予約の取り方ですが、私は娘がすでに何度か通って歯科治療(詰め物)をしてもらった近所の歯医者さんへ電話をかけました。ウォークイン(予約なし来院)が可能かどうかは経験がないため分かりませんが、予約してからいくのが安全策かなと思います。実際の会話がこんな感じ

受診したいです。CDCP利用したいです。

CDCPは対応しているけど、100%カバーされる方でも自己負担があるのはご存知ですか?

・・・??

とにかく来てみて、治療が必要か見ましょうか?

・・はい、おねがいします。
この時点で「CDCPを使えば無料」ではなく「自己負担がありそう」とは思いましたが、この期に及んで民間の歯科保険など加入する考えはなかったので、なんにせよ受診しに行きました。予約がとれたのは電話の2週間後。
その歯科医院を選んだ理由
先にも書きましたが、娘がすでに通っていたところでなじみがあったから、というのが大きな理由。治療にあたり、しっかりと説明をしてくれるところ(レントゲンを見せてくれてここがこうなってるからこの治療が必要、など)、先生から衛生士さんまで全員女性で心配りや声かけがとても優しいところ(一番痛い、麻酔の注射の前に麻酔ジェルを塗ってくれたり、気になっている部分に気付いて先に安心させる声をかけてくれたり)、治療してもらった部分がきれいなところ、などがいいポイントでした。
アジア系の優しい女性の先生で、衛生士さんたちもアジア系のお顔立ち。日本語少し知ってる、と日本語で話しかけたりしてくれました。
受診までにやること
予約のあと、歯科医院からメッセージで同意書などすべてが送られてきました。どの部分が気になっているのか、その他同意書など、サインをしてオンラインで提出しておきました。

待合室で紙に記入する必要がなく時短です
受診当日の流れ
治療前の手続き(受付で)
- CDCPカードの提示
- 自己負担額の確認
行ったら、受付でもう一度「全額カバーされない可能性がある」と言われました。私は「自己負担額が発生する場合、治療を始める前にいくらぐらいか知らせてください」とお伝えしてから診察室に行きました。
初診・カウンセリング(診察室で)
- 症状の確認
- 治療プランの説明
- 費用の見積もり提示
私の歯の状態はというと、日本で治療した時点ですでに末期状態笑。ギリギリ、抜かないで温存してみましょうという状態ですでに2年以上経っていました。痛みなど何もなかったのですが、銀のかぶせがとれたので戻してもらえるかなと期待していってみました。
先生は歯の状態を見て、そのあとその部分のレントゲン。(診察台に乗ったままとれるレントゲンでした)先生の判断では、根の部分もあまり状態が良くなく、銀のかぶせを戻してもすぐにまた取れる可能性が高い、抜歯をおすすめする、という説明でした。「今日もう抜くか、それとも抜歯はまた別の日にしたいか」という判断を迫られました。私は当日の抜歯を選択し、そのまま抜歯となりました。
その場で見積を見せてくれて、スマホに抜歯の同意書が送られ、診察台にいるけどオンラインで同意書を提出。(なんか変な感じですよね)さて抜歯スタートです

自分で選択した抜歯ですが、とっても怖かった、、、!!
実際の治療(診察室で)
- 麻酔の処置
- 抜歯の所要時間:約1時間
- 痛みについて
口に麻酔を打ったことある人なら分かると思いますが、麻酔の注射が一番痛いんですよね。この医院では最初に麻酔ジェルを塗布して、麻酔注射の痛みはそこまでひどくありませんでした。サングラスをして、目の前のスクリーンにはクリスマス音楽の動画を流してくれていました。(子供の場合も何か動画を流してくれます)麻酔を追加したりして1時間後、抜歯完了。抜いた歯も見せてくれました。痛みはなく、麻酔がきいて感覚がない状態。ガーゼをかんだまま先生のお話を聞きます(下に続く)

子どもじゃないんだし動画見ないかな、と思ってましたが、1時間口を開けてるので、結局動画がすごく助かりました笑
治療後のケア(診察室で)
- 処方箋(痛み止め、抗生物質)
- 注意事項の説明
抜歯後、先生から飲む薬の説明がありました。痛みがあったら自宅にある痛み止めを6時間あけてのむように、また抗生物質の処方せんが出され、いつ何錠のむか、の説明もありました。お会計をすませ薬局へ。(お会計は$48、明細については後半で書いてます)
薬の受け取り(薬局で)
- 処方箋を持って薬局へ
- 受け取りまでの時間:約20分
- 注意事項の説明
薬局での薬は100%自己負担です。心配だった私はカウンターで「いくらになりますか」と確認。「$15よ」とのことで、20分ほど待って薬を受け取り、会計もすませ娘たちのお迎えへ。
実際にかかった費用
抜歯後1週間のフォローアップも終え(これは無料でした)実際にかかった費用はこちら。
治療費の内訳
- 治療費用:$259(レントゲン$41・抜歯$218)
- CDCP補助額:$211
- 自己負担額:$48
追加でかかった費用
処方薬:$15
CDCPを使わなかった場合との比較
- CDCPがない場合の費用$259
- 節約できた金額$211

うーん。こうやって書くとCDCPを使うとすごくオトクでした、て感じがしますが私としては100%カバーされるはずなのに自己負担額があったことが驚きで。治療にはまったく不満はないのですが。
CDCPを利用する際のポイント・注意点
CDCPは費用カバー率が100%となっていても、自己負担が発生する可能性があります!!!
とはいえ
と、ここまでCDCPで100%自己負担額が補助されるわけではない、と不満げに書いてきましたが、それでも大変家計の助けになったことは確かです。この制度たいへんありがたい、、!!!日本でも歯医者さんでは定期健診や治療のたび数千円くらいは毎度払ってきましたし、今回の治療が特に高すぎる!とも思いません。
民間の歯科保険入った方がいいのかな、どうしようかな、と考えてらっしゃる方はぜひ一度CDCPをご検討ください!!そして、歯科治療はぜひ日本で徹底的に見てもらってから渡航するのがおすすめです!次回以降の記事は現地校クリスマスコンサート、子ども歯科について、私の現地キャリアの話などを予定しています。(冬休みに入ったのでどの程度更新できるか、、応援していただけたらうれしいです)
ほかにも歯医者関連の記事書いてます、よかったら見に来て下さい。私も娘も一生虫歯に悩むタイプです。。虫歯にならない人がうらやましい。
カナダ現地校の歯科検診、体験談レポ!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。では皆様良い一日をお過ごしください♪



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