こんにちは、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
Turoとは?従来のレンタカーとの違い

Turoって何なの?
旅行や週末のお出かけで車が必要になったとき、レンタカー以外の選択肢として注目されているのが「Turo」です。アプリやウェブから簡単に予約でき、利用者数が増えています。
Turoの特徴はこちら
Turo
- 個人間カーシェアリング
- 2024年時点では35万台の車両が登録。ユーザーはなんと350万人。
- レンタカーより安価なことが多い

カナダでのTuro利用エリア

Turoの利用エリアは?
Turoはカナダの多くの州で利用可能で、主要都市を中心にサービスが展開されています。
- オンタリオ州(トロント、オタワ、ハミルトンなど)
- ブリティッシュコロンビア州(バンクーバー、ビクトリアなど)
- ニューブランズウィック州
- ニューファンドランドとラブラドール
- アルバータ州(カルガリー、エドモントンなど)
- ケベック州(モントリオール)
- ノバスコシア州(ハリファックス)
- プリンスエドワードアイランド州
実際の使い方:予約から返却まで

予約から返却までの流れを紹介します。
- STEP 1検索・予約 利用数日前(繁忙期は余裕を持って)
Turoアプリで希望の車種・日程・場所を検索し、気に入った車両を予約します。
- アプリダウンロード・アカウント作成
- 運転免許証のアップロード
- 車種・日時・受け取り場所を選択
- 保険プランを選択
- 支払い情報入力・予約確定
- STEP2ホストとの連絡 利用数日前
車の所有者(ホスト)から詳細な受け取り方法について連絡があります。
- 受け取り場所の詳細確認
- 連絡先の交換
- 特別な注意事項の確認
- STEP3車両受け取り 利用開始
指定された場所で車を受け取り、車両の状態をチェックします。
- 車体の傷・汚れを写真撮影(写真はたくさん撮るよう推奨されます。外見のほか、車内、メーター画面も)
- 燃料メーター・走行距離を確認
- アプリで受け取り完了を報告
- 運転開始
- STEP4利用期間 利用中
安全運転で利用。問題が発生した場合はすぐにホストに連絡します。
- 安全運転を心がける
- トラブル時はホスト・Turoに連絡
- 燃料補給(返却時の燃料レベル要確認)
- 車内清掃
- STEP5車両返却 利用終了
指定された場所に車を返却し、最終チェックを行います。
- 指定場所に駐車
- 車内清掃・忘れ物チェック
- 燃料レベル・走行距離を確認
- 最終写真撮影
- アプリで返却完了を報告
- ホストを評価
私がこれまでTuroを利用したのは2回です。1回目は受け取り・返却時にホスト(車両のオーナー)と会って車と鍵を借りる対面での引き渡しでしたが、2回目は指定コンビニの駐車場で無人の受け取り・返却。鍵はコンビニ店員から受け取る、という方法でした。

たった2回の利用でも全然違う経験でした。個人間カーシェアリングなので統一化されていません笑。
家族利用のメリット・デメリット
Turoですが、必ずしもいい点ばかりではありません。Turoを実際に活用してみた私が感じたメリット・デメリットを紹介します。
- 多様な車種選択(ファミリーカー、SUV、トラックなど)
- 空港やホテルへのデリバリーサービス※
- 追加運転者の登録が無料
- 車両状態にバラツキがある可能性
- ホストとのコミュニケーションが必要
いい点にあるデリバリーサービスですが、場合によっては追加料金となる可能性もあるのでお気を付けください。

受け取り、返却場所を変更して料金が変わるか見てみましょう。
デメリットとしては車両状態のバラツキがあげられます。中にはあまり綺麗でない場合もあります。個人所有、管理のためレンタカーのように標準化された状態ではありません。
料金体系と節約のコツ
Turoの基本料金の仕組み
Turoの料金は「1日あたりの基本料金 + 各種手数料」で構成されています。基本料金は車種や需要によって変動します。下の写真はトロント近郊でSUVを借りた時の料金の一例です。

追加でかかる費用
Turoの公式サイトで表示されている値段は、以下の料金を含みません。
- Turoサービス料:予約総額の10-35%
- 州税:GST/HST(5-15%)
- 若年運転者手数料:25歳未満の場合
- 受け渡し手数料:デリバリーを依頼する場合($20-50)
保険オプションの選択
Turoでは3つの保険プランから選択可能です。保険費は利用額に応じて変動します。下記では各保険プランの、自己負担額を紹介します。
ミニマムプラン:保険費が最も安い。加入者の責任限度額$2,000
スタンダードプラン:保険費と自己負担費のバランス型。責任限度額$500
プレミアムプラン:保険費は最も高くなるが、自己負担額$0

得意の節約のコツをご紹介します。
長期割引を活用:3日以上の予約で10%、週単位で20%の割引
平日利用:週末より20-30%安くなることも
空港外での受け取り:デリバリー料金を節約
早めの予約:1-2週間前の予約で安い車両を確保
燃料満タン返却:ホストに燃料補給を依頼すると高くなる可能性あり
移住者・旅行者におすすめの活用シーン

Turoを実際に使った私が、おすすめの活用シーンを紹介します。
活用シーン①空港からの移動
まず私たちが実際に利用したシーンは夏のカルガリー旅行。この時私たちはカルガリーの空港を受け取り、返却場所に設定し、カルガリー旅行(バンフ、湖旅行、カルガリー市内観光)を楽しみました。空港からの移動はタクシーだと高価だったり、バスや列車だと時間がかかったりスーツケースなど荷物が大変だったりするので、車を手配しておくのはいいアイディアだと思います。

ちなみに空港で借りた時には、どの飛行機でくるのかフライト情報を聞かれました!
活用シーン②家族旅行
家族旅行もおすすめの活用シーンです。なんといっても強みは、追加運転者を無料で登録できること。運転も長時間だと疲れてくるので、運転者を複数登録して交代しながら家族旅行を楽しめるのがTuroのいいところだと感じました!

夏に日本から家族が来てくれた時には、運転を交代しながら、湖やカナディアンロッキーの景色を楽しめたのが最高でした。運転してもらって景色を楽しむのも、絶景の中自分が運転するのも、どちらも楽しめました🎵
活用シーン③大型家具の購入時や引っ越しなど
カナダ移住時、荷物はどうしても多くなりますよね。私たちはカナダ渡航後すぐ住む予定のコンドに入りましたが、いろんな人に話を聞いていると、必ずしもそういうケースだけではありません。むしろ多くの場合、最初は仮の場所に入居し、その後正式に家が決まったら引っ越し、家具を購入し、、という流れとなります。このように荷物が多い時もTuroを活用すると便利ですね。
まとめ:Turoはこんな人におすすめ
私の経験から、Turoがおすすめなのはこんな人。
• コストを重視する家族(レンタカーより低価格でおさまることが多い)
• ユニークな車に乗りたい(車両を好きに選べ、バラエティに富む)
• デリバリーサービスを利用したい(追加料金に注意)
• 柔軟な受け取り・返却を希望(ホストとのコミュニケーションは必須)
Turoは、レンタカーよりも手軽で柔軟に車を借りられる新しいサービスです。旅行先や日常の移動にも便利なので、気になる方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
いかがでしょうか。我が家がTuroで車を借りて行った旅はこちら
カルガリー旅行、1日目 州立恐竜公園
最後まで読んでいただきありがとうございました。では皆様良い一日をお過ごしください♪
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