こんにちは、miniです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
カナダの6月下旬、日がとーーっても長いです。今が最も日の長い時期、日の出は5:45、日の入りは9:07となっています。日の長さはなんと15時間22分!!この状況で困るのは、寝る時間になっても明るいことですね。。。日がまだ高いので寝つくのに時間がかかります。(と思っているのは自分だけで、ママいつも一番に寝るよね、と言われました)
とはいえ、冬は真逆でずーっと暗いので、今しかない日が長い時期をいまのうちに楽しんでおきたいです♪
さて今回は私個人のカナダ生活1年目の感想や学んだこと、失敗などをご紹介したいと思います。これから移住、という方の参考になればうれしいです♡
それではさっそく見ていきましょう♪
カナダ生活1年目、どう感じた?リアルな感想
- カナダの「気候」、春は雪解け水と雨で足元悪い、夏は日光が痛い、秋快適!冬寒すぎ雪降り過ぎ、ということでマイベストシーズンは秋、街中でも紅葉見ごたえあり
- カナダの「人」優しい、話好き、英語スキルによる偏見、いじめなし
- カナダの「衣」見た目を気にしなくてよくて楽、ノーメイクTシャツ短パン平気
- カナダの「食」自炊が増える、買うものはサイズ大きくその分高い
- カナダの「住」コンドの耐寒すごい、夏は逆に暑い、夏の方がエアコンで電気代かかる
- カナダの「働」ワークライフバランス◎、残業少、家庭を大事にする雰囲気
- カナダの「行政」オンラインでできる手続きが多くて助かる
- カナダの「学校」カリキュラムゆったり(算数など教科によっては遅め)、フレキシブル
- カナダの「交通」夏は工事しがち(冬できないから)バス迂回多い、時間はあくまで目安
- カナダの「子ども」体はおおきい、気持ちは少し幼い、感情がストレートで強め
- カナダの「シニア」とにかく子どもに優しい
- カナダの「治安」ダウンタウンはホームレスや薬物中毒の人も
- カナダの「文化」移民による多民族国家、たくさんの異文化に触れられる
- カナダの「休日」祝日はちゃんと休む、スーパーもあいてないので注意
- カナダの「職」仕事探しは本当に大変、大量にレジュメ配り、容赦なくクビ
- カナダの「医」お医者さんに診てもらうのは日本より大変
- カナダの「景観」夏の芝刈り、秋の落ち葉かき、冬の雪かきにより成り立つ努力の賜物
- カナダの「宴」大規模でウェルカム
カナダ生活、この1年で学んだこと
わたしがこの1年で学んだことは2つ。大事なことは確認する、子どもの話をきく、です。
大事なことはくりかえし確認する
自分の関心ごとはとにかく何度も確認、です。
カナダの人はいい意味でも悪い意味でも適当なところがあるので、大事なことは何度も確認がいいです。例えば、、、
子どもの歯科検診の時:上の子は対象の学年ではなかったので、連絡帳に子どもの歯科検診をおねがいします、とメモを入れたけど、検診を受けられませんでした
遠足ボランティアの時:下の子の遠足でボランティアを募集していて即座に申し込んだが、前日に確認すると人数がいっぱいで行けません、と言われ結局参加できませんでした(子どもは行きました)
VISA更新の時:1年目のVISAを2年目のVISAに更新の際、家族のうち娘の分のみ届かなかったのでメッセージで問い合わせするも、長らく回答なくスルーされました(結局電話で対応してもらいました)
子どもの話をきく
どこで生活していても、親であるなら子どもが幸せかどうか、はとても大事ですよね。
私が学んだことは、子どもの話を聞く、です。
親はもちろん、子どもだって、とってもとっても頑張ってます。カナダ生活、親は手続きや行政のこと、日々の生活を回していくのに躍起になってしまいます。ですがその中でも、子どもとゆっくり話す時間も大事だったな、と感じています。例えば、、、
登校1日目:学校終わり、お迎えに行ったときは普通だったけど、夜ゆっくり話していると徐々に素直な気持ちが出てきて、「学校行きたくない、こわい」と素直に言えました。
2025冬:友達とけんか。学校後迎えに行ったときは「けんかしたけど仲直りした」、とだけ言ったけど、夜寝る前、聞いてほしそうに話しだしました。集団で悪口を言っていた子に「悪口言わないで」と反論し、もめてしまったのだそう。年頃の子なのでこういった問題も徐々に出てきますよね。。。自分の意見を勇気を出して言えたんだね、と話しました。
2025春:子どもたちを始業前学童に入れました。学校には朝8時に連れていき、夜も翌朝の早起きのため早く寝かせる生活、、朝から晩まで「早くして」こどもの話を聞く時間は取れませんでした。子どもたちにストレスが溜まっていき、食欲がなくなったり、小さなことでけんかするなど、様々な変化が。
これらの経験から言えること、
「子どもの話を聞くこと」、「たとえ短時間でも子どもと真剣に向き合うこと」の大切さを学びました。
こんな感じで子育てに少し悩む時期があったのですが、その時カナダのお母さんにこんな言葉をかけてもらいました。その言葉がとても沁みたので、ご紹介します
“Don’t let others interfere. You’re the one who knows your child best.”「他の人に口出しさせないで。自分の子どものことを一番わかっているのはあなたよ」
カナダの1年で付いたスキル
カナダで暮らして身についたスキルも実はあります。
- スモールトーク力 (北米の文化なのか、とっても気さく。会ったばかりの人どうしで話が始まります。バス停待ちで、スーパーの列で、そのへんの道端で)
- 交渉力(ハプニングしか起こらなかった気にすらなるカナダの1年目、助けてもらうにはまず状況を伝えて、どうしてほしいのか具体的に伝えることが必要でした)
- 情報をつかみにいく能力(英語の情報、母語の日本語とちがって、勝手に入ってきてくれません。歯医者無償サービスを見つけた時はうれしかったです)
- 気づく力(特に子どもは、少しの変化が意外に大事なことも。学校終わりの、ふとした表情、家でいつもより攻撃的だったり、いつもより甘えたがる、など)
- もちろん英語力(全然まっだまだ未熟なのですが、ずっと苦手だった自動応答メッセージの英語に少しは慣れてきました)
驚いたカナダの文化・習慣
カナダで気が付いた文化、習慣の違いはこちら
- パーソナルスペースが広い(日本では道ですれ違うとき、上手にスッとかわしますが、こちらは通り過ぎるのを止まって待っていてくれたり、植え込みに入ってよけてくれる方も)
- レストランではアイコンタクトで合図(すいません、と声かけちゃいけないみたいですね)
- 店員さんとお客さんとの会話が大事(お客さんにおすすめを聞かれたら必ず何か言わなきゃいけない、とカフェ店員さん談、お客さんとどれだけ話してハッピーな気持ちになってもらうかが大事、とサーバー談)
- 行列の後ろの人へ感じるプレッシャー低め(会計時カードの読み取りがうまくいかない、ポイントカードが出せない、などの場面でもゆったりとマイペース、誰も文句言いません)
- すごく歩行者優先(日本より断然、歩行者優先してくれます)
- 謙遜しない(聞いてはいましたが本当でした。誰かにほめてもらったら、Thank you♡が正解の返しです)
この1年のハイライト・ベスト思い出
この1年の思い出をシーズンごとに振り返ります。
夏
ウェスタンフェアに行きました。ナイアガラの滝に行きました。緑豊かなロンドン市の夏を経験しました








秋
学校が始まりました。紅葉の名所モントトランブランに行きました。ハロウィンを経験しました。







冬
とんでもない雪を経験しました。スケート、ソリなど冬を満喫しました。クリスマスがありました。NYで年越ししました。








春
メープルの林にいきました。冬が明けて新緑の季節になりました。





1年前の自分に言いたいこと
1年前の自分に言いたいことは、「大丈夫、なんとかなってるよ」です。移住を控えている皆さんにとってはそれはもう、すごいストレスだと思います。1年前、私は不眠と生理不順で楽しみどころではなかったですが、今こうしてなんとか毎日生きています。
大丈夫です、なんとかなります!!
2年目に向けての目標・やりたいこと
2年目に向けての目標・やりたいことは、「行ってよかった」と思えるカナダ生活にしたい、ブログをもう少し頑張ってもっとたくさんの人に届くようにしたい。の2つです。
目標は低めですが、元気に生きているだけで十分です。
こちらのブログ、約1年間にわたりご愛読いただきありがとうございました。こういう人に届けたい、という方にも届いていたようで、やっていてよかったと思いました。移住を控える方々とメッセージなどでもやりとりでき、胸がいっぱいになりました。引き続き頑張ってまいりますので、また立ち寄ってもらえたらうれしいです。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。こんな私の一個人の経験や感想も、なにか皆さんのカナダ生活のヒントになればうれしいです。
皆さんの輝かしいカナダ生活を応援しています。
では皆様良い一日をお過ごしください♪
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