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出演しなくても楽しめた!カナダ小学校の本格ミュージカルを観に行ってみた

学校・子育て

こんにちは、miniです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

先日は小学校高学年の運動会、またキンダーの遠足がありました。

運動会は、グレード4~8の高学年が対象なので見に行けませんでしたが、近くの中学校を借りて行われたそうです。子どもたちはバスで送迎があったそう。低学年、キンダーも運動会の日がありましたが、ただ学校で走ったり踊ったりするだけです。子どもの大好きな曲、Roseの「APT」をBGMに踊ったそうです。

キンダーの遠足はリノベーションされ再オープンした「チルドレンズミュージアム」に行きました。保護者ボランティアに応募するも参加はかなわず。施設紹介記事はこちらです

さてこんな感じでイベントが次から次へとある春のカナダ。今回は学校イベントのミュージカルを紹介します。

はじめに:カナダの学校行事の一つ「ミュージカル鑑賞」って?

先日、カナダの小学校で行われたミュージカルを観覧する機会がありました。日本の学校ではあまり見かけない「本格的な舞台」に、保護者としてとても感動しました。わが子は出演していませんでしたが、普段仲良くしてくれる友達を応援したり、メインキャストの歌声を楽しんだり。客席から見るだけでも十分に楽しめ、カナダならではの学校文化が垣間見えた気がします。

この記事では、カナダの小学校ミュージカルの様子や、日本との違い、観客として感じたことなどを紹介します。これからカナダでお子さんを学校に通わせる予定の方や、現地の学校行事に興味がある方の参考になれば嬉しいです。

ミュージカルはどこで?誰が出演する?

このミュージカルは、学校の体育館(Gym)で開催されました。ステージが設置され、客席も準備されていて、生徒の親たちや兄弟たちで埋まっていました。本格的なスポットライトやビデオカメラも客席真ん中に設置されていました。

出演者はすべて生徒たち。出演するかどうかは志願制で、希望する子だけが応募する仕組みです。裏方のバックステージのスタッフ(照明や舞台転換の手伝いなど)も生徒の中から募集されていて、舞台の前後でたくさんの子どもたちが活躍していました。

出演者には大きく分けてメインキャストサブキャストの2種類があります。

  • メインキャストはセリフがある役で、ストーリーの中心を担う重要な役割。こちらはグレード4以上の生徒が立候補できます。
  • 一方、サブキャストはセリフはありませんが、グループでの歌やダンスなど、舞台を盛り上げるパフォーマンスを担当します。こちらはグレード1から立候補可能で、年齢の幅広い子どもたちが参加していました。

自分に合った形でチャレンジできるので、多くの子どもたちにとって、自分のやりたい役ができているようでした。

どんな内容?どんな雰囲気?

今回のミュージカル、ショーの内容は、世界的に有名な物語『チャーリーとチョコレート工場』でした。映画をご覧になったことがある方ならご存じかと思いますが、これは、貧しいけれど心の優しい少年チャーリーが、金持ちで個性的な子どもたちと一緒に、謎めいたチョコレート工場の中を探検していくというストーリーです。

学校が用意したチラシがこちら

通常は2時間ほどかかる映画の内容を、45分ほどの短い舞台にぎゅっと凝縮。要点をうまく押さえつつも、楽しい雰囲気や世界観がしっかり伝わってきました。

舞台ではシーンが次々と切り替わり、それぞれの場面でメインキャストがセリフを言ったり、歌を歌ったり。その合間には、サブキャストが登場して踊ったり合唱に加わったりシャボン玉をふいたりと、テンポよく展開していきました。シーンごとに大道具や小物も登場していましたが、これらの入れ替えなどは裏方の子どもたちがやっていたのだと思います。

シーンが変わって子どもたちが舞台袖にはけるごとに、観客席の保護者がから拍手がたくさん起こる、とても温かい雰囲気のショーでした。出演した子どもたち全員の名前が一人ずつ呼ばれ、ステージに登場してお辞儀をするという素敵なエンディングもありました。

チケットや参加の様子

先行販売チケットは2人10$でした。当日チケットは1枚10$、チケットが余っていれば観覧できますが、売り切れていました。その前から資金集めのための様々なイベントが行われ、バレンタインデーや、デザートウォークなどで集まった資金はこのショーのために使われています。

参考記事はこちら

キャストに応募すると、冬ごろから練習が始まり、リセスの時間に歌や踊りの練習をしたり、放課後や、たまに土曜などにも練習があるらしい、とも聞きました。志願制ではあるけれど、送迎などを考えると親の負担もある程度ありそうだな、と感じました。

まとめ:保護者として見守る楽しさと新たな発見

こどもたちはショーを見て、「めっちゃかっこいい、来年は絶対やりたい!」と意気込んでいました。

私もショーを見て、歌が上手だな、とかメインキャストの子のセリフが多くて大変そうだな、などと思ったほか、ショーを無事終えた子どもを迎える親子ともにホッとした表情なども見ることができて、いいものだなと思いました。

来年、もし挑戦してみたいと言われたらぜひ応援したいな、と思いました。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。では皆様良い一日をお過ごしください♪

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