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カナダの小学校でプール授業!?保護者ボランティアで引率した体験レポート

学校・子育て

こんにちは、miniです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

新学期もひとまず始まり、日本では5月といえば運動会や遠足のシーズンでしょうか。カナダの小学校でも、生徒たちの劇やコンサート、遠足や運動会など学校イベントが4~5月にかけて頻繁にあります。また、グレード8のお姉さんお兄さんたちはもうすぐ卒業、とワクワクする雰囲気を感じます。日本でいうと年度末、3月のようななんだかそわそわする感じです。

さて、そんな学校イベントですが今回はカナダのグレード3の課外授業のことをご紹介します。ボランティアとして参加して、雰囲気をみてきたのでよかったら最後までチェックしてみてください♪

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こんにちは、miniです。5歳、9歳の子どもがいます。
2024年からカナダオンタリオ州ロンドン市に住んでいます。日々の経験や失敗談などを書いています。少しでもお役に立てれば嬉しいです。

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【体験談】カナダのグレード3でプール授業に同行してきました!

悩む人
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カナダの小学校、プールの授業はある?

こんな疑問はありませんか?日本は小学校にプールが必ずあって、夏といえばプール授業、というイメージですが、カナダの小学校はプールがありません。

私が他のママさんに聞いたところ、わが校では例年小学校のうちでグレード3のみ、プール授業があるそうです。プール授業は全部で3回、5月の平日、12:30PM~1:30PMで行われました。

この課外授業プログラムの名前は「Swim to Survive」というもの。学校から配られたお知らせはこちらです。

プログラム開始にあたって、参加するかどうか署名書が配られ、保護者がサインして提出すると、出席します、という意思表示になります。同じ紙に、ボランティアに興味があるかの欄もありましたので、私はそこに印をつけました。

どこで泳ぐの?市民プールをまるごと貸し切り!

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小学校にプールがないならどこでやるの?

学校にはプールがないので、学校の近くの市民プールを貸し切って行われます。子どもたちが行った最寄りの市民プール、私たちは以前行ったことがある場所でした。紹介記事はこちら

プールに入っている時間は約1時間で計3回です。この時間は他の利用者はおらず、完全に子どもたちのクラスのみで貸し切りとなっていました。

こちらのプールはよくある25mプールなのですが、日本の小学校のプールと違うのが、場所によって全く深さが違うことです。一つの端は約90センチ、グレード3だと問題なく足がつき、顔も水面から出せる深さです。反対の端は下の写真にあるように、深さ9フィート?約2.7mでしょうか。めっちゃ深いです!!泳力に自信がないとこのエリアはハードルが高いです。

https://london.ca/living-london/recreation/aquatics/pools-spray-pads

泳力別で3グループに分かれて指導がスタート

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プールの授業はどんな感じ?

さて、子どもたちはまずプールの短辺(上の写真だと右から左へ)を泳ぎ切ります。その泳ぎ方を見て、泳力別に3グループに分かれました。

上級者グループ(ライフジャケットなし、一番深いところも問題なし)

中級者グループ(上級と初心者のあいだ)

初級者グループ(水泳が初めて、または足がつかない深いところは怖い、など)

ちなみに指導してくれるのは担任の先生ではなく、プールのスタッフ。生徒が約20人、水泳コーチは全部で3人いました。

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プールの授業は何を習うの?

プログラムのタイトルにSurviveとある通り、意図せず水に落ちた時、Surviveできるようにしよう、という内容です。なので、通常の水泳とは少し異なり、水際から落ちる想定をもとにプールサイドからプールに落ちてみたり、息ができる状態で1分間泳ぎ続けたり。きれいに泳ぐことは重要視されていません。

その難易度はグループによって違います。初級者はライフジャケットをつけてこれらの授業を受けます。上級者はライフジャケットなしで一番深いエリアで水に前転しながら飛び込む、といった具合です。(レベルに差があり過ぎてびっくりします笑)

保護者ボランティアの役割、引率して感じたこと

保護者ボランティアが行うことは、学校からプール、プールから学校の道を、こどもたちと一緒に安全に歩くこと。保護者一人に(我が子含め)4人くらいの子供が割り当てられ、その子供の近くにいてください、とのことでした。

プールには子どもとコーチ以外入らないので、担任の先生と少しお話ができたり、他の保護者さんとお話ができたり。

流れは以下のような感じ

保護者ボランティアのやること
  • 12PM
    学校出発

    子どもを引率して歩く

  • 12:20PM
    プール到着

    プール授業12:30~1:30(プールサイドから見学)

  • 1:40PM
    プール出発

    子どもを引率して歩く

  • 2:00PM
    学校到着

引率して感じたこと

  • 英語が苦手でも問題ない、泳ぎが苦手でも問題ない
  • 子どものクラスでの様子が見られる
  • 他の保護者と話すいい機会

私は最初プールに入ってボランティアするのかと思ったのですがプールに入る必要もなし、また英語を話せる必要もなし、私でも問題ありませんでした。

カナダには授業参観はありません。なので、クラスの子どもたちといる様子を見られるのはとても貴重。子どもたち、コーチの話を聞いていなかったら注意されたり、仲良しどうしでかたまったり、マイペースな様子やふざけがちな様子なども見られたり、とても面白かったです。

また、送り迎えはわりと(送りは特に)サクッと帰る保護者さんが多い中、じっくり子どもを見ながら他の保護者達とお話するのもとても楽しかったです。自分の子について悩んでいることなど、同じ年の子を持つママさんと打ち明けたられたことは、孤独になりやすい海外子育てでとてもありがたい機会でした。

プール授業で使える!便利な英語表現集

いかがでしょうか。今回はカナダのプールの授業を紹介しました。他にもさまざまな授業を紹介しています。

赤ちゃんを教室に招くプログラム

カナダのクラスでの係

最後まで読んでいただきありがとうございました。では皆様良い一日をお過ごしください♪

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